松島トモ子 100歳の母が死去 「ママ、もう無理しなくていいのよ。ずいぶん頑張りましたもの」

[ 2021年10月6日 16:55 ]

松島トモ子
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 歌手で女優の松島トモ子(76)が6日、自身のブログを更新。母が10月4日に死去したことを明かした。100歳だった。

 昨年出演したテレビ番組では、母が95歳の時に「レビー小体型認知症」と診断され、それ以来自宅で介護していることを明かしていた。

 ブログでは「100歳の母が10月4日に亡くなりました。朝6時半、顔を触ったら冷たくて…ママ!ママ!と何度も叫びました。いつもなら『ウルサイ』と言うのに。脈もとってみたけど…」と書き出した。

 「前の晩、母は目をパッチリ開けてつぶろうともしません。ガラスのような目玉に何がうつっているのでしょう。『ママ、痛いの?』『苦しいの?』頭を振ります。『怖いの?』『ウン』と、コックリ。介護用ベッドに久しぶりに潜り込みました。死が近づいているのを感じているのかしら?それが怖いのだろうか?母が私にしがみついてくるので、抱きしめていました。一晩中……その時はとても暖かかったのに」とつづった。

 「このところ母の体には異変が続いていた。帯状疱疹で高熱を発し、だいぶ体が弱っているところに誤嚥性肺炎のような状態になった。咳が激しく痰がからむ。看護師さんが駆けつけ、吸引器で鼻と喉にチューブを入れ、痰を取り、かなり痛い様子。アーアーと呻いている。可哀想で見ていられない。ママ、もう無理しなくていいのよ。ずいぶん頑張りましたもの」とした。

 「今、母はリビングの隣の部屋に安置されている。母のお気に入りの美容師さんに頭を綺麗にセットしてもらい、私が母のメイクをしました。娘バカの私には、とても美しく見えます。明日まで母は、隣の部屋にいます。ドライアイスで冷たくて、もうベッドには潜り込めません」と記した。

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