ナイツ 日本ハム・斎藤佑樹の現役引退に「凄い選手ですね。やっぱり」

[ 2021年10月2日 14:38 ]

「ナイツ」の(左から)塙宣之、土屋伸之
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 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(43)と土屋伸之(42)が2日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に生出演。日本ハムの斎藤佑樹投手(33)が今季限りで現役引退することについてコメントした。

 斎藤は早実のエースとして2006年夏の甲子園では田中将大(現楽天)らを擁した駒大苫小牧と決勝再試合の末、優勝投手に。早大を経て、2010年ドラフトで日本ハムに1位指名された。1年目は19試合に登板し6勝(6敗)、12年には19試合で5勝(8敗)をマーク。1軍では2017年以降勝利から遠ざかり、11年間で通算88試合15勝26敗。2019年を最後にここまで1軍登板はなかった。

 「ついに引退ですか」と塙。早実時代の「ハンカチ王子」に始まり、ルーキーイヤーのフィーバーぶりを振り返り、「当時(ニュースで)何勝するでしょうか?みたいなのをやっていたのを凄く覚えている」としつつ、「15勝ぐらいするんじゃないか?みたいに言われていてね。でも結構、解説者は『みんな騒いでいるけど多分、6勝から7勝ぐらい』って上げていたな」と回顧した。

 斎藤は1メートル76、77キロ、プロとしては小柄な投手だった。「体がね小さいけども、それでもヤクルトの小川泰弘投手とか、日ハムの吉田輝星投手とか頑張っているじゃないですか。本当はそうなって欲しかったですけどね」と残念がった塙。

 日本ハムの大ファンであるコラムニストのえのきどいちろう氏が「僕は2軍で見ていたときのほうが好き。もちろん甲子園のヒーローなんだけど、でも2軍で投げていてボロボロの中で頑張っている斎藤佑樹が好きなんです」と熱く語ると、しみじみ同調した2人。土屋は「それでも胸を打つ1つのドラマがそこにもあったというね。そう考えると凄い選手ですね。やっぱり」とし、斎藤の野球人生をねぎらった。

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2021年10月2日のニュース