「24時間テレビ」募金リレー第5走者は五郎丸歩さん「僕が走ってプラスの要素が生まれれば」

「24時間テレビ」募金リレーで第5走者を務めるラグビー元日本代表の五郎丸歩
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　日本テレビ「24時間テレビ44」（21～22日）で、計10人（予定）のランナーがリレー形式で約100キロの距離を走る「復興への想いを繋ぐ　募金リレー」の第5走者としてラグビー元日本代表の五郎丸歩さん（35）が登場した。

　福島県樽葉町にある東日本大震災からの復興の象徴「Jヴィレッジ」で行われる募金リレーでは、1日目には、第1走者でメインパーソナリティーの「King＆Prince」岸優太（25）、第2走者の東京五輪で卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼（32＝木下グループ）が登場。2日目には、第3走者のフィギュアスケートの荒川静香さん（39）、第4走者の東京五輪でレスリング女子57キロ級の川井梨紗子（27＝ジャパンビバレッジ）、62キロ級の妹・川井友香子（23＝ジャパンビバレッジ）姉妹がそれぞれ10キロを走破した。

　川井姉妹からタツキを受けた五郎丸さんは釜石市での復興試合について「生活もできない方々を前に、試合することが正解かと言われると、我々にもわからなかったんですけど、ポジティブに感じてもらえるものがあればうれしい。大漁旗を振って本当に多くの市民の方が応援に来てくれた。その場に行って元気づけなければいけない立場だったけど、めちゃくちゃ元気をもらえましたね。生活の基盤が崩れてしまった方々がここまで応援してくれる。本当にいろいろなことを考えさせられる、そんな機会になったかなと思う」と回顧。その後、自分ができることは何かを考え、全国の被災地を回り、スポーツを通じて勇気を与えてきた。「最近でも熱海で災害がありましたし、いろいろなところで苦しんでいる方がいらっしゃいますし、僕が走ってプラスの要素が生まれれば沈んでしまった人たちが何か元気をもらってくれたら。思入れのあつ地が少しも復興してほしい」と復興への思いを語った。


　これまで登場した5人ほか、元サッカー女子日本代表選手でタレントの丸山桂里奈（38）の参加が発表されているが、残り4人の走者は随時発表されていく。

　残りの走者の肩書きとしてはロンドン五輪出場者、世界王者、国民栄誉賞、東京五輪銀メダリスト、元ランナーの順となっている。