「24時間テレビ」募金リレー第4走者はレスリング女子の川井梨紗子・友香子姉妹「感謝を伝えられたら」

[ 2021年8月22日 08:26 ]

「募金リレー」第4走者を務めるレスリング女子の川井梨紗子・友香子姉妹
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 日本テレビ「24時間テレビ44」(21~22日)で、計10人(予定)のランナーがリレー形式で約100キロの距離を走る「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」の第4走者に、東京五輪でレスリング女子57キロ級の川井梨紗子(27=ジャパンビバレッジ)、62キロ級の妹・川井友香子(23=ジャパンビバレッジ)が登場した。

 福島県樽葉町にある東日本大震災からの復興の象徴「Jヴィレッジ」で行われる募金リレーでは、1日目に第1走者でメインパーソナリティーの「King&Prince」岸優太(25)、第2走者の東京五輪で卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼(32=木下グループ)が登場。2日目には第3走者としてフィギュアスケートの荒川静香さん(39)がそれぞれ10キロを走破している。

 「この方々です!」と桝太一アナウンサー(39)に促されて、第4走者として夏季大会で日本勢初、姉妹金メダルを成し遂げた姉妹がそろって登場。梨紗子は「試合みたいに緊張しています」と顔をこわばらせると、友香子は「トレーニング以外で走ったことがないので、私も緊張しています」。桝アナから「どちらが走るの得意?」と聞かれると、お互いを指し、息ピッタリな姿を披露した。

 第4走者のスターターも、第3走者の時に引き続き、第2走者を務めた水谷が務め、「頑張ってください、応援しています」とエール。2人そろってスタートを切った。スタート直後、インコースを取った妹・友香子に、姉・梨紗子が「シレっとインコースを取ったな」とツッコミを入れる場面も見られた。

 梨紗子は快挙を達成した東京五輪は「観客からの声援だったり、歓声はほぼない」状況だったが、それでもSNSを通じて多くの声が寄せられ「無観客だけどこういった応援があると思って孤独だったり、寂しさは感じることはなかったですね」と吐露。友香子も「SNSのほうに今までにないくらい多くのメッセージをいただいたので、こんなに応援してくれたいなんだと思った。募金リレーに参加することで少しでも感謝の思いを伝えられたら。被災地にいる方の気持ちは本人しかわからないと思うし、かける言葉も難しいとは思いますが、頑張る姿を見て、少しでも前向きになっていただけたら」と参加への思いを語った。

 梨紗子が「ケンカしないように仲良くは走りたいと思います」と意気込むと、2人で笑顔を見せた。

 4人ほか、ラグビーの五郎丸歩さん(35)元サッカー女子日本代表選手でタレントの丸山桂里奈(38)の参加が発表されているが、残り5人の走者は随時発表されていく。

 残りの走者の肩書きとしては元日本代表、ロンドン五輪出場者、世界王者、国民栄誉賞、東京五輪銀メダリスト、元ランナーの順となっている。

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