DaiGoのCM自粛「のむシリカ」ホームレス支援団体に寄付1000万円決定

[ 2021年8月17日 19:20 ]

 路上生活者(ホームレス)や生活保護受給者に差別的な発言をしたメンタリスト・DaiGo(34)の広告起用を自粛した天然水ブランド「霧島天然水 のむシリカ」が、ホームレス支援団体「Homedoor(ホームドア)」(大阪市北区)に1000万円の寄付をすると17日、公式サイトで発表した。今月14日に「CMを自粛し、広告起用は当面の間自粛させていただく」「いかなる状況においても差別的発言は許されるものではなく、当社は今回の事態を重く受け止めた」と発表した際、同社が2020年11月から路上生活者への炊き出し支援などの活動をしてきたことも説明。今後は支援団体への寄付をするとしていた。

 「2021年8月14日(土)に弊社HPで記載しました寄付に関してですが、2021年8月16日(月)、特定非営利活動法人Homedoor様(以下、Homedoor様)に1000万円の寄付を実施させて頂くことになりましたので、皆様にご報告させて頂きます。Homedoor様への寄付に関しては、Homedoor代表の川口(加奈)様が出演するニュース番組を拝見していたことや、数々の賞を受賞していたことに加え、川口様の著書を拝読する中でご支援をさせて頂くことを以前より検討しており、この度、寄付することを決めさせて頂きました。コロナ禍が続く厳しい環境下でも日々ご活躍をされていらっしゃる皆様により一層の貢献ができるよう、微力ながらまい進いたしてまいります。日頃ご愛顧いただいるお客様やパートナーの皆様に至りましても、今後とも変わらぬご理解・ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます」

 「Homedoor」は「ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくる」をビジョンに2010年に設立された特定非営利活動法人(NPO法人)。

続きを表示

2021年8月17日のニュース