渡辺徹 最悪「突然死」の心臓病から復帰 食生活に大きな変化「マヨネーズは触るの禁止です」

[ 2021年8月17日 14:45 ]

俳優の渡辺徹
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 俳優・渡辺徹(60)が17日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)にVTR出演し、今年3月に患った心臓病について語った。

 ミュージカル出演時に体調に違和感を感じたという。「舞台に出ている時は集中しているから何でもないんですけど、(舞台)袖に引っ込んだり裏を回ったりする時に、息切れがするというか、ちょっとせきが出るというか。調子が疲れやすい」と、当時の症状を打ち明けた。

 妻のタレント・榊原郁恵(62)もVTR出演し、「本人から『ちょっと心配だな』と。本人が心配なことを言うのは珍しいんです。『これ(ミュージカル)をやるのはしんどいかもしれないな』って。いろんなことで、そういうふうに漏れた言葉なんだと思う」と明かした。危険信号を察知し、渡辺に精密検査を勧めたという。

 渡辺の病気は、心臓の弁がうまく機能しなくなる「心臓弁狭窄症」。渡辺は「(最悪の場合)突然死と言われました。『突然死してもおかしくない』と。いうことを言われて、そこでえーっ!と驚いたんですけど」と明かした。食生活など日ごろの生活習慣が原因で、「外に出ると、どこかから羽根が生えてきて、ふーっと好きなものを食べちゃうという、その繰り返し」と反省を口にした。

 渡辺はミュージカルを降板し、治療に専念することになった。深刻な病気にも、榊原の気丈さが助けになったという。「『まだあっち行っちゃうの早いんだから、頑張るんだよ』って。『おいおい、そんなこと言ってないじゃないか』と。気丈ですね。だから励まされるんですね。動揺されてたらどうなんだろう。ああいうふうにいてくれたことが助かった」。榊原は「何か異常があったりする時は決定的なものだったりする場合もありますから、不幸中の幸いだったし、ここでしっかり治した方がいいんじゃないですか?というふうなタイミングだった」と話した。

 渡辺は5月に手術を受けた。運動や食生活にも気を配るようになり、体重は5キロほど落ちたという。今は少しずつ仕事にも復帰している。「マヨネーズは家で触るの禁止ですから。お皿を差し出して、女房にかけてもらう。“配給制”になってますから。かけ過ぎますから」と笑って明かしていた。

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2021年8月17日のニュース