立川志らく 4回目の緊急事態宣言「オオカミ少年みたいに全然効かなくなってきている」

[ 2021年7月11日 11:25 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が11日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。緊急事態宣言下での五輪無観客開催や、4度目の緊急時代宣言について言及した。

 大会組織委員会、東京都、政府、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)の各代表による5者協議が8日に行われ、首都圏会場の無観客が合意された。その後、北海道、福島も無観客に。宮城、静岡の会場は「定員50%以内で最大1万人」の観客上限を維持して開催。茨城県は昼間は県内の児童のみ入場を認めた。

 コメントを求められた志らくは「炎上係としてちょっと厳しいこと言いますけど」と前置きし、「オリンピック中止、延期っていうのは言ってたんですけど、結局、オリンピックはやるんだと。観客を入れるか無観客かに議論がすり替わっていったと」と指摘。

 さらに、「緊急事態宣言って大変な事態です。その時に人流を止めましょうって言ってるのに、確かに無観客なんだけど、オリンピックやるってどういうことなの?」と首をひねり、「無観客はいいんだけど、“オリンピック貴族”が見に来るんですよ。貴族なんて絶対テレビに映しちゃいけませんよ。なんで日本人が見に行けないのに、“オリンピック貴族”とか、“オリンピックファミリー”っていう人が悠然と無観客の中で広々と見てられるのって。これもムカつく」と私見を述べた。

 さらに「私は緊急事態宣言ってものがオオカミ少年みたいに全然効かなくなってきている。だって、今年になってほとんど緊急事態宣言ですよ。ずっと緊急事態宣言の中で感染者が少なくなった時に平常時宣言を出して、街に繰り出すぐらいにしないと、もうやってられないですね」と続けた。

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2021年7月11日のニュース