来週ジャンプで「こち亀」の“五輪男”登場か

[ 2021年7月12日 00:00 ]

12日発売の「週刊少年ジャンプ」の巻末次号予告。「こち亀」の新作掲載を発表し、日暮巡査の登場をにおわせている(C)週刊少年ジャンプ2021年32号/集英社
Photo By 提供写真

 人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の名物キャラクターで、五輪イヤーになると目覚める警察官の日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)が、東京五輪直前の来週19日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)に登場しそうだ。12日発売号で、来週号で同作の読み切り掲載を発表。「今度こそ!遂(つい)に!日暮巡査起床!?」「昨年は起きるのを延期させられた日暮が…!?」と登場をにおわせている。

 「こち亀」は2016年9月に週刊連載を終了したが、その後も不定期で読み切りを発表しており、今回は昨年12月21日発売号以来となる。

 日暮は、1976年から40年間週刊連載された「こち亀」で、五輪の時期だけ長い眠りから目覚める設定で描かれた。東京五輪が延期されなければ、開会式直前となるはずだった昨年7月20日発売号に掲載の読み切りにも登場。主人公の両津勘吉が、延期の理由を説明するのを面倒くさがり「まだ2019年だ」と日暮をだまして再び眠りにつかせる話が描かれた。

 来週発表の読み切りで日暮が登場となれば、延期して開催される東京五輪を巡ってどんなドタバタが展開されるのか注目される。

 また、16日には、過去の日暮登場作9本を収録した特別編集版の「こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 日暮祭」(税込み366円、196ページ)が全国のコンビニエンスストアなどで発売される。作者・秋本治氏が日暮についてコメントしている。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月11日のニュース