佐藤二朗 若手時代の極貧生活 交通費込みの小遣いは1500円「飲みに行くなんて絶対無理」

[ 2021年6月7日 16:02 ]

佐藤二朗
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 俳優の佐藤二朗(52)が5日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。若手時代の極貧生活を振り返った。

 妻とは妻が21歳、自身が25歳の時から8年同せいしたのち、結婚。同せい時代は劇団「ちからわざ」を立ち上げたものの、「もちろん全然食えずに。会社勤めも辞めて、(東京都中野区の)野方に住んでた頃かな。とにかくお金がなくて。1500円渡されて、『これでしのげ』って言われて。交通費とか(小遣いなど)全部含めて1500円。飲みに行くなんて絶対無理だったんですよ」としみじみと語った。

 そんな佐藤の思い出の料理が妻が作ったササミの唐揚げ。「スーパーとかに行くときも、ものすごく言われるんです。『モモはやめろ、ササミにしろ!』って。今も作ってくれるんですけど、当時は選択肢がなかったですから、本当によく作ってくれて。それでお酒をよく飲んでました」と明かした。佐藤が売れるようになったのち、妻と風呂なしアパートに住んでいた当時を振り返り、「夢のようだな」と佐藤が話すと、妻は「ずいぶん遠くに来た気がする」と語ったとした。

 佐藤は「うちの妻ね、かわいいんです」とべた惚れ。ツイッターでも「『チュは?チュ、チュ、チュは?』『いいから、寝ろ、いいから』」、「ケッと思う方、ごめん、でも、ケッでなく、チュでいこうぜ。寝る」などとつづっていることを明かされると、「恥ずかしいー!」と後ろを向いて照れた。MCの加藤浩次(52)から「チューしてほしいんですか?」と聞かれると、「してほしいですね」ときっぱり。妻からも「本当に君は頭の中お花畑だね」と言われるとした。現在は息子を加えた3人家族。「僕は同率1位で芝居と家族。でも家族の方がちょっと上かな、と最近は取材で答えるようにしております」とはにかんだ。

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2021年6月7日のニュース