さんま 間寛平50周年+1記念ツアー初日にサプライズ出演、新喜劇コーナーで30分爆笑呼ぶ

[ 2021年6月7日 05:30 ]

<間寛平芸能生活50周年+1記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」>新喜劇にサプライズ出演した明石家さんま(左)と間寛平(撮影・佐久間 琴子)
Photo By スポニチ

 タレント間寛平(71)の芸能生活50周年+1記念ツアー「いくつになってもあまえんぼう」が6日、東京・有楽町よみうりホールで開幕した。新喜劇のコーナーには、後輩で大恩人の明石家さんま(65)がサプライズ出演。お笑い怪獣の突然の登場に観客は大興奮だった。

 新喜劇の中盤、寛平が不在時のステージ。村上ショージ(66)に「兄貴!」と呼ばれて、さんまが姿を現した。

 2人は大衆演劇の役者役で、寛平の息子が営むうどん店に来たという設定。さんまは「うどん屋さんに来てる場合じゃないねん!自分の映画の宣伝で大変やねん」と、プロデューサーを務めるアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」をキッチリPR。「もう帰らせてもらうわ。宮迫(博之)を励ましてくるわ」などと話し笑わせた。

 ボケの連発で物語はいっこうに進まず、最後は「誰かしっかりせいっ!」とガックリ。「俺、ノーギャラやで!」と言いつつも、当初予定の10分間を大幅に超える30分間にわたって盛り上げた。

 寛平とさんまは40年以上の付き合い。関係は深く、寛平が多額の借金で苦しんでいた時に、さんまが自身の番組に出演させるなどしてバックアップ。寛平がギリシャで246キロメートル以上走る過酷なマラソンに挑戦した際、現地まで応援に来てくれた。さんまが渡航したことで話題になり、“マラソンの寛平”というイメージが定着。CMや走る仕事が次々と舞い込んできた。

 最近のインタビューでは、寛平はさんまを「厳しい親鳥」と表現。さんまはこれを読んだそうで「大先輩やで」と恐縮気味。その一方で「早くふ化させてほしい。あの卵、腐ってんねん」とツッコんだ。終演後、寛平は「さんまちゃんとは全部アドリブ。怒られながらやりました」と振り返り「僕の方が6歳上ですけど、これからもずっと甘えていきますので支えてください」と笑顔で話した。

続きを表示

2021年6月7日のニュース