志らく 竹中平蔵氏の「世論はしょっちゅう間違えます」発言に「驚いて何も言葉が出なくなった」

[ 2021年6月7日 11:53 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が7日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。元総務相で経済学者のパソナグループ会長の竹中平蔵氏(70)が、6日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会」で五輪中止・延期望む声に「世論はしょっちゅう間違えます」と発言したことに言及した。

 竹中氏は、東京五輪の開催是否を議論すること自体が「私にはよく分からない」とし、「五輪は世界のイベント。日本の国内事情で世界のイベントをやめます、というのはあってはならない。やるべき責任がある」と主張。世論では、中止や延期を望む声は大きいことに「間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違えますから」と平然と言ってのけた。

 「そこまで言って…」に出演していた志らくは「世論は時に間違いますよ。でもそれは後々検証して“世論は間違っていた”ってなって、今現在間違っているか合ってるかなんて誰も分からない」と指摘。そして「それを勝手に世論は間違っているから五輪をやるんだ、世論は関係ないんだ、世論が言ってることは間抜けなんだって言ったら独裁になっちゃう」とし、「よくもまあこんなことテレビで言うかと思って、何か言おうと思ってもびっくりしちゃって、あきれ返っちゃって。“スペイン風邪の時に五輪をやったからやるんだ”って。その精神論は何なのっていう…“日本の国内事情でやらないのはおかしいんだ”って。日本の国内事情でやらないってどういうこと?これ(新型コロナウイルスの感染拡大は)世界的なことでしょって。びっくりして驚いて何も言葉が出なくなりました」と振り返っていた。

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2021年6月7日のニュース