森山良子 “同窓”田村正和さん追悼「私にとって唯一無二の存在でした」

[ 2021年5月20日 14:24 ]

森山良子
Photo By スポニチ

 歌手の森山良子(73)が20日までに自身のインスタグラムで、心不全のため4月3日に死去した俳優の田村正和さん(享年77)を追悼した。

 訃報を受け、「田村正和さんが亡くなり皆様の中には切ない悲しい気持ちの方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。私もその1人でご一緒した日々の思い出を心に浮かべて思い出しています。2本のドラマでご一緒させていただきました。」と森山。田村さんと同じ成城学園の出身で、「田村正和さんは同窓で中高大とバスケ部だった兄の先輩でもあり弟さんの亮さんは中学からずっと一緒にバスケ部で汗を流した親しい存在でした」と明かした。

 「正和さんと2人だけのロケのシーンなど亡くなった兄の事を話してくださったり又、正和さんの高校の担任は私の高校の担任でもあった為、大平金次郎先生の話に花が咲いたり、とすご~く親しみが有るのに何だかいつも私は緊張していました。私、正和さんと2人だとすご~く、緊張しちゃいます、、何で緊張するんだよ~、んー何と言おうか田村正和さんだからです、、なんて言ったりして」とつづった。

 さらに「良子ちゃん、良く飲みに行くの?」「ハイ私頻繁に飲みに行きます、」「どんな所?」「僕なんかが行っても大丈夫な小料理屋さんないかなぁ、、」「え?いらした事ないんですか?」「一回もないから行ってみたい、、、」と田村さんとのやり取りを明かし、「うーむ、正和さんが座って大丈夫で失礼のない所、こりゃ難しいぞ、と責任を感じ最後まであれこれ候補を考えながらも ココ!ってオススメ出来なかったのが悔やまれる」と記した。

 田村さんと共演したTBS「男たちによろしく」(1987年)の台本を画像をアップし、「男たちによろしく、では古谷一行さんとの丁々発止の長台詞が多かった。お二人は休憩もせず、ずっと本番そのままの気迫のこもった自己リハーサルを何度も繰り返し続けて役者魂を休憩時間でも燃やしていました」と思い出をつづり、「私にとって唯一無二の存在でした。感謝と尊敬を込めご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月20日のニュース