“秒に命を懸けてきた”安藤優子氏 40年の報道生活で「一番大変だった」ことは

[ 2021年1月18日 16:58 ]

ニュースキャスターの安藤優子氏
Photo By スポニチ

 ニュースキャスターの安藤優子氏(62)が18日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。報道に携わった約40年を振り返った。

 昨年9月にMCを務めるフジテレビ「直撃LIVEグッディ!」が終了。報道の世界で「40年近くやってきました」と話し「私にとってニュースをやることは生活の一部」だったと回想した

 「一番大変だったこと」についても語り「ニュースっていうのは第三者のことじゃないですか。その第三者のことに対して本気で心を寄せることが出来るかどうかっていう体力勝負というか。自分の体力がキチっとしてないと、乱暴な言葉で言うと人様のことはどうでもよくなっちゃうわけですよ。そうするとニュースをお伝えする時に『聞いてください』っていう気持ちがなくなってしまう。だから、その第三者に対する思いを持ち続けられるような体力を維持すること、それが一番大変でした」と、しみじみ話した。

 「3秒黙っていたら放送事故。1秒でもこぼれたら事故」と言われる世界で「秒に命を懸けてきた」と安藤氏。1秒の大事さを感じながら生きてきただけに、「どこに行くにも1分遅れることは自分では許されないです。ずっと手前からチケット握り締めて、改札口に行くタイプです」と私生活にも影響が。「スーパーせっかちな生活をしてきました」と笑っていた。

続きを表示

2021年1月18日のニュース