森田豊教授 「緊急事態宣言の効果を見て、効果がないと分かったらすぐにもっと強いブレーキを」

[ 2021年1月18日 14:40 ]

TBS社屋
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 医学博士の大妻女子大・森田豊特任教授が18日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。国内で17日に新たに5759人の新型コロナウイルス感染者が報告され、重症者は前日から7人増え972人となり最多を更新したことについて言及した。

 感染者数は、地域別で東京1592人、神奈川795人、大阪464人など。京都は154人、秋田は12人で最多だった。死者は愛知で6人、東京で5人、北海道、埼玉、千葉、大阪でそれぞれ4人など計49人が確認された。厚生労働省によると、重症者は前日から7人増え972人となり、最多を更新した。

 森田氏は「静かな年末年始を過ごそうと頑張った方も多かったと思うんですけど、その値が昨日までの値でほとんど出切っているのかなと思います。行動様式が悪かったとは言い切れないし、頑張った人も多かったと思うんですが、それ以上に冬の湿度や気温の低下というものも相まっての値だと思う。特に昨日の日曜日、最多ということから考えると、きょうの値にも注目したい。緊急事態宣言が出た後、昼間は人が多い気がして心配ですけど、週の半ばから後半の値も注目の1週間だといえる」と話した。その上で「今週の半ばくらいから出てくる緊急事態宣言の効果を見て、効果がないと分かったらすぐにもっと強いブレーキをかけるべき」と自身の考えを述べた。

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2021年1月18日のニュース