「おちょやん」ウイカ 朝ドラ初出演「感無量」“夢の大阪制作”も関西弁使えず苦笑「肩ブンブン回して」

[ 2021年1月18日 08:15 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第31話。ハリウッド帰りの女優役で朝ドラ初出演を果たしたファーストサマーウイカ(C)NHK
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 タレントのファーストサマーウイカ(30)が18日に放送されたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)第31話で初登場し、夢の朝ドラ初出演を果たした。番組公式ツイッターの動画で「やっぱり関西に生まれて、大阪で作る朝ドラに出たいというのは、舞台女優を始めた18歳の頃からの夢だったので、回り回って、いろいろな職業を経て、やっとここにたたどり着いたかと思うと、本当に感無量でした」と感激。ただ、ハリウッド帰りの女優役には「せっかく関西弁を生かせると思って、肩ブンブン回してきたんですけれども、なぜか逆に英語という謎なミカ本田という役を頂きまして」と苦笑しながらも喜んだ。

 女優の杉咲花(23)がヒロインを務める朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 千代は京都の鶴亀撮影所に入り、映画女優の卵として再スタート。ウイカはハリウッド帰りの女優・ミカ本田役。ひょんなことからケンカが始まった撮影現場を通り掛かり、同じくアメリカ帰りの監督で夫のジョージ本田(川島潤哉)と「ハリウッドのチェリーパイが懐かしいわ」と腕を組んで去る初登場シーンだった。

 ウイカはこの日、直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)に生出演。近江友里恵アナウンサー(32)から「今日はスタジオに朝ドラ女優が来てくださいました」、博多大吉(49)から「いろいろな肩書をお持ちですけど、ついに朝ドラ女優」と紹介されると「やってきました。ありがとうございます」と満面の笑み。

 博多華丸(50)から「手応えは?」と聞かれると「関西出身なので、大阪制作の朝ドラに出るのが夢だったんですけど、自慢の関西弁を使う役ではなく。『ワォー』なんて言っているばかりで」と笑った。

 大吉から「素人の僕が言うのもアレですけど、様になっていましたよ」と褒められると「サマー(様)になっていましたか。うれしいです」と喜び。大吉は「たまたまのダジャレでございます」とした。

 ウイカは番組公式ツイッターの動画でも「めちゃくちゃうれしかったです。やっぱり関西に生まれて、昔から朝ドラを見ていましたけれども、大阪で作る朝ドラに出たいというのは、舞台女優を始めた18歳の頃からの夢だったので、回り回って、いろいろな職業を経て、やっとここにたたどり着いたかと思うと、本当に感無量でした」と感激。

 「ただ、ミカ本田役は標準語だったんですね。せっかく関西弁を生かせると思って、肩ブンブン回してきたんですけれども、なぜか逆に英語という謎なミカ本田という役を頂きまして。それはそれで、デビュー戦としては、凄く印象深い役になったかなと思います。視聴者の皆さんにも戸惑いを与えるような、謎のキャラクターになっているんじゃないかなと思います」と語った。

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2021年1月18日のニュース