21年注目の22歳!小西桜子、開花間近!9日深夜スタートBSテレ東「京阪沿線物語…」で主演

[ 2021年1月9日 06:30 ]

今年、ブレークが期待される女優の小西桜子。大きな瞳と清楚な雰囲気が印象的だ(撮影・久冨木 修)
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 女優の小西桜子(22)が主演するテレビ大阪、BSテレ東の主演ドラマ「京阪沿線物語~古民家民泊きずな屋へようこそ」が9日深夜にスタートする。昨年はドラマと映画に計12本出演。ネクストブレーク女優の特集では常に名前が挙がる存在となり、今年はさらなる飛躍が期待される。

 大きな瞳に引き寄せられる。「目の筋肉を意識して、グッと力を入れると力強い目になるんです。分かりますか?」。どこかはかなく、清楚(せいそ)な雰囲気をまとっている分、目の力強さがより際立っている。

 今作もその目で感情を豊かに表現している。スランプに陥った新人小説家が、京都の民泊施設で個性豊かな人々と出会い、再び前を向く物語。「私は巻き込まれる役。毎話のゲストの方に演技を引き出してもらってます」。現場で感じた自然な感情をそのまま生かして演じている。

 女優を志したのは大学に入ってから。芸術コースを専攻し、自主製作映画に主演したことで夢が明確になった。18年に自身のSNSを見た現在のマネジャーにスカウトされ、扉が開いた。今どき珍しく、芸能事務所に所属せずフリーで活動している。「大切にしたい軸を優先した結果」といい、自分のペースで仕事ができている。

 19年に三池崇史監督の映画「初恋」のヒロイン・モニカ役に3000人の中から抜てきされた。「監督は“モニカの気持ちはモニカにしか分からないから”と、私の感情を引き出す演出をしてくださった。“自分の役としての感情は、自分にしか分からない”ということが今も演技のベースにある。とてもありがたい経験でした」

 キャリアは短いが、一歩ずつ着実に進んでいる。本人は「まだつぼみです」と控えめだが、桜子の名前通り少しずつ花が開いている。「私を使うのは賭けなんじゃないかと思う。小西桜子だからこの役をやってほしい、この作品を見たい、そんな存在になりたい」。満開の日はそう遠くない未来に訪れるはずだ。

 ◆小西 桜子(こにし・さくらこ)1998年(平10)3月29日生まれ、埼玉県出身の22歳。昨年は「ファンシー」「初恋」など映画6本、「ふろがーる!」などドラマ6本に出演。「DISH//」のヒット曲を題材にしたテレビ東京の「猫」に主演し、大きな注目を集めた。特技は水泳、ボート。趣味は映画観賞。1メートル64。

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