春から午前8時台 新たな視聴率戦争、「麒麟」川島“ええ声”で激戦区殴り込み

[ 2021年1月7日 05:33 ]

お笑いコンビ「麒麟」の川島明
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 お笑いコンビ「麒麟」の川島明(41)が、TBSの新たな“朝の顔”に抜てきされた。19年から放送中の情報番組「グッとラック!」(月~金曜前8・00)が3月で終了し、新たにスタートする帯番組のMCを務めることが決定。低音の“ええ声”で平日の朝を明るくする。

 午前8時台は春から新たな視聴率戦争が始まる。「ここの視聴率が良いと、昼から午後に向けての良い流れをつくれる」(キー局の編成担当者)といい、各局が力を入れる時間帯だ。

 視聴率トップはテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」。17年から民放1位だったが、昨年は年間平均世帯視聴率で10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。昨年まで民放番組を差し置いて視聴率1位だったNHKの「あさイチ」を上回り、安定した人気を誇る。この2強を他局が追う。

 日本テレビ「スッキリ」は6~8%で推移しており、「羽鳥…」をジワジワと追い上げている。同番組も今春のリニューアルが決まっており、水卜麻美アナウンサー(33)と「ハリセンボン」近藤春菜(37)の両MCが卒業。18年入社の岩田絵里奈アナ(25)が新MCに抜てきされた。これに次ぐのが、99年から放送されているフジテレビ「とくダネ!」。TBSがどこまで食い込めるのか注目される。

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2021年1月7日のニュース