【明日12月25日のおちょやん】第20話 千代、ピンチヒッターで初舞台!観衆や一平の心を動かして…

[ 2020年12月24日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第20話。えびす座・客席で、一平と話しをする千代(杉咲花)(C)NHK
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 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は25日、第20話が放送される。

 天海一座の千秋楽当日、千之助(星田英利)が突然失踪。さらに公演直前に女形がぎっくり腰で動けず、大ピンチの一平(成田凌)。急きょ千代(杉咲)を代役として舞台に上げることで何とかしのぐ。千代の初舞台は緊張の連続だったが、図らずも千代の心の奥底からあふれ出した感情と言葉が、客や一平の心を動かすことに。それも束の間、借金取りの迎えの時間が近づいていた。岡安の人々への千代の最後のお願い事は意外なものだった。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

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