日向坂46・松田好花がサプライズ復帰 病気乗り越え オンライン公演「ひなくり」で号泣

[ 2020年12月24日 23:20 ]

サプライズで復帰し、あいさつで涙があふれる日向坂46の松田好花(中央)
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 アイドルグループ「日向坂46」が24日夜、恒例公演「ひなくり」を初めてオンライン開催し、眼科系の病気で療養していた松田好花(このか、21)がサプライズで復帰した。

 4曲目の「まさか、偶然…」で姿を見せると、ネット上ではファンが大歓喜。終盤にメンバー20人に「このちゃ~ん」とステージに呼び込まれると「お久しぶりです。日向坂46の松田好花です」とあいさつし、号泣した。

 富田鈴花(19)や渡邉美穂(20)らも涙を流す中、松田は「病気になってしまってしばらくの間、お休みをいただいていましたけど、少しずつ良くなってきたのでステージに立たせてもらいました。今、こうやって立っていることが幸せです。たくさんご心配をおかけして申し訳ありませんでした」と言葉を絞り出した。

 9月に病気の治療のため入院することが発表され、翌10月に退院後も治療を続けてきた。「病気だって分かった時は頭が真っ白になってどうしていいか分からなかったけど、おひさま(ファンの総称)やメンバー、スタッフの皆さんが支えてくれたので、前向きになることができました」と感謝。「まだ完全に万全な状態ではないですが、様子を見ながら大好きな日向坂46で活動していきたいです」と意気込んだ。

 「ひなくり」は本来、今月6、7日に初めて東京ドームで行う予定だったが、コロナ禍で来年に延期に。この日、配信に切り替えて代替開催した。メンバーはサンタクロースの格好で現れ、ヒット曲「ドレミソラシド」や「ソンナコトナイヨ」「青春の馬」など全22曲を披露した。

 キャプテンの佐々木久美(24)は「20年は思ったように活動できなくて私たちにとってもたくさんの障害があった1年でした。でも、こうしてクリスマスイブに配信ライブができて、おひさまの皆さんと過ごせる機会がいただけてうれしい。来年はおひさまに会える1年になったらいいな」と期待した。

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