杉本昌隆八段、愛弟子・藤井2冠の“異名”は「異次元超特急」

[ 2020年8月21日 12:58 ]

杉本昌隆八段
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 将棋の杉本昌隆八段(51)が21日、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に生出演。20日の第61期王位戦7番勝負第4局でストレート勝ちした藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=について語った。

 福岡で行われた対局を大阪から中継で見守っていたという杉本八段。終局後には電話で連絡を取り、一夜明けたこの日の会見の様子もチェック。印象については「もっと喜ぶのかと思ったら、そうでもないというか、冷静な感じで次の対局に備えていたり、終わったばかりの将棋を反省していましたね」と明かした。

 藤井2冠は、羽生善治九段(49)が21歳11カ月で達成した2冠の最年少記録を28年ぶりに更新。さらに加藤一二三九段(80)が18歳3カ月で保持していた八段の最年少昇段記録も62年ぶりに塗り替えた。杉本八段は「このお二人の記録を同時に塗り替えたということで、あらためてすごい記録を達成したんだなと感じました」と称えた。

 また、この日の番組内では、藤井2冠の異名を「異次元超特急」と命名。「藤井2冠って異次元の読み、異次元の強さと言われています。超特急というのは昇段スピードが早い、将棋の攻めも早い、かつ鉄道ファンということで付けました」と説明した。

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2020年8月21日のニュース