藤井2冠の地元・瀬戸市 高まる“将棋熱” 連盟支部「会員数」ぶっちぎりで全国一

[ 2020年8月21日 05:30 ]

藤井聡太 2冠獲得

最年少での二冠獲得と八段昇段を果たした藤井聡太新王位の地元、愛知県瀬戸市の商店街で祝福する人たち
Photo By 共同

 藤井2冠で将棋熱がますます盛り上がりそうなのが地元愛知県の瀬戸市だ。全国670ある日本将棋連盟の支部のうち、瀬戸将棋文化振興協会支部の会員数は357人(20日時点)で全国一。これは東京都文京区の翔風館支部の235人を大きく引き離してぶっちぎりだ。

 将棋連盟によると、同支部が18年7月に登録されてからわずか3カ月で全国最多となり、2年近くトップをキープしている。

 瀬戸将棋文化振興協会支部によると、藤井を応援したいというファンが会員になっており、中には北海道在住者ら市外からも登録。藤井2冠の誕生でさらに会員数の増加が見込まれ、加藤慎也事務局長は「2冠になって多忙になると思うが、機会があれば支部のイベントにオファーしたい」と期待を寄せた。

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2020年8月21日のニュース