トゥラブの事務所 所属アイドル18人全員に「コロナ援助金」拠出、減収分補う

[ 2020年4月15日 20:25 ]

「コロナ援助金」が出されることが決定したトゥラブ
Photo By 提供写真

 4人組アイドルグループ「2o Love to Sweet Bullet(通称トゥラブ)」らが所属する音楽事務所「サンクレイド」が所属アイドル18人全員に「コロナ援助金」を出すことが15日、わかった。

 所属アイドルグループはその他、「君に恋をした。」「ぴりおど。」「エモらび」の計4ユニット。アイドルはそもそも個人事業主として契約しているため、報酬は全額売上に対するロイヤリティーとなる場合が多く、新型コロナウイルスの感染拡大により活動ができなくなると収入減が著しい。

 補てん内容は「通常の収入より減った部分の5割」とのことで、総額はおよそ100万円超となる。同事務所は元々、コロナ対策に積極的で14日には渋谷周辺でアーティストグッズだったマスクの在庫を無料配布。さらにイベント入場特典としてマスクの配布やマスク非着用者には手数料と引換でマスクを渡したり、問診票の導入等を行っていて、既に230本余りのイベントやライブを自粛している。

 なお同社のダイナマイトトミー社長は「一連の対策の一環として、援助金を課税対象から外すよう政府に働きかけて行く予定で源泉徴収も消費税加算も行わない」と語っている。

続きを表示

2020年4月15日のニュース