AKBが「OUC48プロジェクト」発足 103人で“おうち”から歌唱リレー 向井地「元気や笑顔に」

[ 2020年4月15日 15:45 ]

103人で“おうち”から「人生は紙飛行機」の歌唱リレーを行ったAKB48
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 AKB48が15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、「おうちから、ニッポンを元気に!!」と題した「OUC48 プロジェクト」が発足したことを発表。同日には公式YouTubeチャンネルにて「365日の紙飛行機(おうちver.)」をメンバー103人で歌いつなぐリレー動画を公開した。

 現在、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受けて、秋葉原にあるAKB48劇場は5月6日まで閉館中。その期間の中で「おうちから歌やパフォーマンスなどさまざまな企画を通して、ニッポンを元気にしたい!」という思いを込め、今後も劇場を秋葉原から「おうち」に移し、メンバーがさまざまな企画を発信する。

 「365日の紙飛行機(おうちver.)」は、同グループのメンバー同士が自主的に連絡を取り合い、峯岸みなみ(27)、柏木由紀(28)ら103人各自が撮影した動画を総監督・向井地美音(22)が編集。向井地は「私たちアイドルにとって、劇場公演や握手会を通してファンの皆さんに会えない日々はすごく寂しい。もちろん私もその一人です。でも今、日本中で同じように『当たり前』がなくなってしまったり、もっともっとつらい思いをしている方々がいるのではないでしょうか」とコメントし「人と人が力を合わせて乗り越えなければならないこの期間、ほんの少しでも、私たちがおうちから届けるもので元気や笑顔になってもらえたらうれしいです」と願いを込めた。

 「365日の紙飛行機」はシングルの表題曲ではなく、メジャー42作目「唇にBe My Baby」のカップリングとして収録。2015年後期に放送されたNHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌として話題となった。歌詞には「今日という一日が笑顔でいられるように」「時には雨も降って涙もあふれるけど思い通りにならない日は明日頑張ろう」「元気が出ないそんな時は誰かと話そう」「人は思うよりもひとりぼっちじゃないんだ」などと、前向きな言葉が使われている。

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