東京都　アーティストらの支援策検討　動画制作で対価支払いか

　東京都が新型コロナウイルスの感染拡大に伴って活動の場を減らしているアーティストらの支援策を検討していることが14日、関係者への取材で分かった。

　都がインターネットで配信する動画を制作してもらい、対価を支払う方針。15日に公表する補正予算案に数億円を計上する方向で調整している。都は文化の祭典でもある東京五輪・パラリンピックの開催を控え、多くの人が芸術活動に取り組める環境の整備に力を入れてきた。イベントの中止や延期が相次ぎ、劇場などが使用できないケースも増えておりサポートの方法を検討していた。