講談社 40代男性社員が新型コロナ感染 10誌の刊行&配信延期に続き「小説現代」も延期

[ 2020年4月15日 16:31 ]

 講談社が15日、公式サイトで40代男性社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同社は14日に10誌の刊行&配信を延期すると発表したが、この日「小説現代」の発売も延期するとした。

 「弊社社員(40代男性)が新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。これ以降、行政及び医療機関等の指示にしたがって対処してまいります」と報告。

 「なお社として、当該社員及び濃厚接触者について、これまでの業務内外での動向の把握に努めるとともに、すでに周辺の社員やスタッフの出勤停止及び在宅での勤務、また本日までの勤務箇所の消毒等の措置を十全に行いました。弊社はこれまでに可能な限り在宅での勤務を進めてまいりましたが、緊急事態宣言等を踏まえて、あらためて出社人数を最小限といたしました。引き続き感染拡大防止の観点から、全社で可能な限り努力してまいります」と伝えた。

 講談社は14日、新型コロナウイルス感染拡大および政府の緊急事態宣言を受け、編集、製作、流通へと連なる出版活動にも影響が及んでいるとし、「モーニング・ツー」「別冊少年マガジン」などの漫画雑誌の増刊誌とオリジナル電子雑誌の刊行、配信を延期すると発表している。

 この日、5月22日発売予定の「小説現代」6月号も「小説現代6・7月合併号」として6月22日発売に延期するとした。

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2020年4月15日のニュース