毎日放送取締役死去 新型コロナ2次感染が疑われる事例は発生せず

[ 2020年4月15日 15:47 ]

大阪市北区の毎日放送社屋
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 毎日放送(大阪市北区)は15日、今月7日に新型コロナウイルス感染が陽性と判明し、9日に死去した同局男性取締役について、同氏との濃厚接触者を2週間の自宅待機としていたが、2次感染が疑われる事例が発生していないことを発表した。

 同局は亡くなった男性取締役と接触があり自宅待機していた役職員は、感染判明後の保健所の指示で追加で自宅待機となった者を含め、検温の結果、体調の報告を義務づけてきた。取締役との接触は3月31日が最後で、14日をもって全員が自宅待機期間の「接触日の翌日から2週間」が経過。発熱、体調に異状のある者はいなかった。

 同局は「今後も各部署で在宅勤務を推進し、できる限り出社人数を少なくするよう努めています。また、番組制作現場など在宅勤務が困難な部門においても、2班体制の勤務シフト、時差出勤など、各部署で工夫して感染予防への取り組みを強めています」としている。

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2020年4月15日のニュース