イノッチ主演で「特捜9」、レギュラー再集結「9係」後継 渡瀬さん遺志継ぐ

[ 2018年2月19日 05:00 ]

テレビ朝日ドラマ「特捜9」に出演する(左から)田口浩正、吹越満、井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治
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 昨年3月に死去した渡瀬恒彦さん(享年72)が主演したテレビ朝日の連続ドラマ「警視庁捜査一課9係」が、新ドラマ「特捜9(ナイン)」(4月スタート、水曜後9・00)に生まれ変わる。「9係」で2番手の役どころだったV6の井ノ原快彦(41)が主演。羽田美智子(49)らレギュラー出演者が再集結し、寺尾聰(70)が新たに加わる。

 渡瀬さんの遺志を継ぐ井ノ原は「また新たなものが作り上げられると思います」と決意を新たにしている。

 06年から昨年の第12シーズンまで続いた「9係」は、警視庁捜査一課に設けられた第9係の刑事たちを描く群像劇。第9係の係長・加納倫太郎を演じた渡瀬さんは昨年4〜6月に放送された第12シーズンに参加できなかったが、病室に台本を持ち込むなど最後まで出演に意欲を見せていた。第12シーズンは主人公不在で放送された。

 新作では、倫太郎の異動で第9係は解散したという設定。第9係のメンバーはバラバラになっていたが、警視総監の指示で捜査一課に新設された特別捜査班に再集結。寺尾演じる班長の下、再び難事件に立ち向かっていく。井ノ原演じる浅輪直樹は今回から主任に昇格。倫太郎の娘倫子(中越典子)と結婚したという設定も加わる。

 尊敬する渡瀬さんと共演した「9係」への思い入れが人一倍強い井ノ原だけに「(再集結の形は)まだ考える余地があると思うのでこれから詰めていこうと皆で話しているところ」と説明。「ただ、こうして集まることができたことは単純にうれしい」と心境を明かしている。

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2018年2月19日のニュース