海老蔵「もし倒れたら、しかたないよね」歌舞伎座初日へ悲壮な覚悟

[ 2017年7月3日 08:50 ]

歌舞伎俳優の市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が2日に更新したブログで、3日に初日を迎える東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」に向けての心境を告白。「もし倒れたら、しかたないよね」と悲壮感をただよわせた。

 舞台開幕の前夜について「いつもならクタクタでボロボロなのですが」と説明。ただ、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)を22日に亡くして迎える今回の公演前は「クタクタでボロボロで心も身体も崩壊すると、越えるんですね、何かを、何も感じない私がいる」といい、これまでとは違う状態であることを明かした。

 「ただただ己を信じて日々勤めるのみ。終わりのない一日を毎日過ごす精神力と体力が今の私にあるのか?ないのか?私自身も見物の気分です」と自身に問いかけつつ「もし倒れたらまぁそうだよね、しかたないよね、という具合に考えてくださいませ。宜しくお願い致します、そういう覚悟です」と悲壮な覚悟もつづった海老蔵。最後に「これから麻央と相談してきます」と締めくくったが、一夜明けた3日朝のエントリーでは「どうなるか、どうなることやらわかりませんが 精いっぱい勤めたいと思います」。長男の勸玄くん(4)と父子での宙乗りに挑戦する公演に臨む、強い決意をしたためた。

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2017年7月3日のニュース