「ひよっこ」第13週平均は自己最高20・6% 全曜日20%台で初の大台到達

[ 2017年7月3日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインを務める有村架純
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 女優の有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月〜土曜前8・00)の第13週の平均視聴率は20・6%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが3日、分かった。第7週と第12週の19・8%を上回り、初の大台突破で自己最高をマーク。物語も折り返し地点を迎え、後半に向けて弾みをつけた。

 週間平均は第1週19・4%、第2週19・2%、第3週19・3%、第4週19・1%、第5週18・2%、第6週19・6%、第7週19・8%、第8週19・3%、第9週19・1%、第10週19・2%、第11週=19・6%、第12週=19・8%と推移。

 各日の番組平均は6月26日=20・8%、同27日=20・5%、同28日=20・3%、同29日=20・8%、同30日=20・5%と推移し、7月1日は自己最高タイとなる20・9%。初の6話連続大台超えで、週間平均も自己最高となった。

 東京五輪が開催された1964年から始まり、東京に出稼ぎに行ったものの、行方不明になった父を捜すため、集団就職で上京する谷田部みね子(有村)の姿を描く。“金の卵”が自らの殻を破り、成長していく波乱万丈の青春記で、幸せな家族を取り戻す大冒険を繰り広げる。

 朝ドラ通算96作目。脚本は「イグアナの娘」「最後から二番目の恋」などで知られる岡田惠和氏(58)によるオリジナル作品。朝ドラは「ちゅらさん」「おひさま」に続く3作目。演出は黒崎博、田中正の両氏。語りは元女子マラソンの増田明美さん(53)。主題歌「若い広場」は桑田佳祐(61)が書き下ろした。9月30日まで全156話。

 第13週は「ビートルズがやって来る」。みねこ(有村)のおじ、宗男(峯田和伸)はビートルズの来日公演が決まってウズウズしていた。日本中が盛り上がっている時に「自分は茨城にいていいのか?」と焦る。宗男の熱い気持ちを知るみね子はチケット獲得のために奔走することに。歯磨き粉のラベルで応募すると抽選でチケットが当たると知り、何箱も買い込んで応募する。そして結果発表の日。仕事中も気になってソワソワするみね子は、鈴子に気遣われて少しの間、お店を抜ける。アパートに郵便を見に行くと、島谷が郵便物を受け取ったところだった…という展開だった。

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2017年7月3日のニュース