海老蔵「七月大歌舞伎」チケットほぼ完売に感謝「身を粉にして勤める1カ月に」

[ 2017年7月3日 10:31 ]

市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が3日、自身のブログを更新。この日に初日を迎える東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」のチケットがほぼ完売状態となったことに「麻央と麗禾と倅のおかげ、そして関わる全ての方のお力です」と先月22日に亡くなった麻央さん(享年34)や長女・麗禾ちゃん(5)ら周囲に感謝した。

 同公演では、夜の部「駄右衛門花御所異聞(だえもんはなのごしょいぶん)」で海老蔵の長男・勸玄(かんげん)くん(4)が白狐役を演じ、親子2人での宙乗りに挑戦することで大きな注目を集めている。「夜の部は最早ほぼなくなってしまいました。カンカンの姿をもっと多くの方に見て頂きたいが親心なのですこし残念でもあります」と親心を吐露。「そして昼の部も、残り2000枚くらいしかなくなってきてるとの事です。初日前からこのようになるのも麻央と麗禾と倅のおかげ、そして関わる全ての方のお力です。そしてなによりも心温かい皆さまのお心と…心より感謝いたします」と続けた。

 さらに「ひたすら感謝、つまり私はその気持ちを舞台で表現する。ということになります。歌舞伎役者というものが歌舞伎役者という職業がどういうものなのか、私に出来ることをこれまでの先人 先祖 先輩同輩後輩 そして未来の歌舞伎役者のためにこの身を粉にして勤める1カ月にしたいです。本当にありがとうございます。そして 宜しくお願い致します」と決意をつづった。

 「七月大歌舞伎」のチケットは「チケットWeb松竹」のサイトでも、夜の部は全公演「空席なし」、昼の部も土日祝日は完売しており、残りチケット数がわずかとなっている(3日午前10時20分現在)。

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2017年7月3日のニュース