福山雅治、武井咲を妄想して新曲 ドラマ「黒革の手帖」主題歌

[ 2017年7月4日 04:00 ]

テレビ朝日「黒革の手帖」の主題歌を歌う福山雅治
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 歌手の福山雅治(48)が、女優の武井咲(23)を妄想して新曲を書いた。武井が主演するテレビ朝日ドラマ「黒革の手帖」(木曜後9・00、20日スタート)の主題歌として書き下ろした曲。「武井さんがこんな女性だったら素敵だな」と、福山が理想とする武井の姿を描いた。

 言わずと知れた松本清張作品で、銀座のママ・元子が大胆かつしたたかに生きるさまを描くサスペンス。その主題歌に福山がつけたタイトルは「聖域」。詞は「自分の心だけは誰にも触れさせない」という内容で、理想の武井をベースに強い意志を持つ元子の姿を重ねた。

 特に強く印象に残る言葉がサビにある。「本当のわたしの価値には誰にも値段はつけられない」。武井には会ったことがないが「そんなふうに武井さんに思っていてほしいと思った」と福山。幸せも不幸せも、豊かさも貧しさも、他人ではなく自分が決めること。武井もそんな強い心を持った人であってほしい。願望に近い理想だ。曲はラテン調。初めて取り入れたバンジョーの土くさい音色に、福山の力強い声がしっかりと乗った印象だ。

 近年は俳優業が多かったが、ここから音楽モードの福山が完全に戻ってくる。来年は3年ぶりに全国アリーナツアーを開催する。昨年から藤原さくら(21)、阪本奨悟(24)といったシンガーのプロデュースも手掛け、若者に刺激されてきた。18歳で上京してから30年となる今年、心機一転の音楽活動となる。

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