納得の受賞 満島ひかり 本人を前にしてもやっていた「私が徹子です」

[ 2017年6月1日 18:41 ]

テレビ部門「個人賞」を受賞し、照れ隠しでおちゃらけたポーズをとる満島ひかり
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 女優の満島ひかり(31)が「第54回ギャラクシー賞」(放送批評懇談会主催)でテレビ部門「個人賞」を受賞し、1日に都内のホテルで行われた授賞式に出席した。

 満島は「トットてれび」(NHK総合)「シリーズ・江戸川乱歩短編集II妖しい愛の物語」(BSプレミアム)「カルテット」(TBS)の演技で受賞。和服姿で登壇した満島は「森三中さんお後でやりにくい。面白いことを言わないと行けないのかなて」と苦笑しつつ、一番輝いている人として表彰されたことに「ありがとうございます」と感激した。

 「トットてれび」では、黒柳徹子(73)を熱演。「(黒柳役は)どんなにやってもたどり着けない感じがしたんですけど、スタッフを脅かしてあろうと思ってずっとやっていました。モノマネはしないように、私が徹子だと思ってやっていました。徹子さんに会っても『私が徹子です!』ってやっていました」と苦労した役作りを明かした。

 黒柳からも「本当に私も嬉しい。私に似るように、私らしくやってくださって、あんな嬉しかったことはないです。まるで自分でしゃべったのかのようだった。ずいぶんいろいろなものをご覧になって研究なさったんだなと思って、とっても嬉しかったです。これからもいい女優さんなので、ずっと続けてください。今度、ご飯でも食べに行きましょう。満島さん、おめでとう」などとビデオメッセージが寄せられた。

 この日も帯に黒柳からの手紙を忍ばせて授賞式に臨んだという満島は「お母さんというか、宇宙の先輩。宇宙人ですよね」とサプライズに喜び。「徹子さんの歳になるまで頑張りたいと思います」と前を見た。

 メインキャストの1人を演じた「カルテット」はテレビ部門の優秀賞を受賞した。「(現場は)楽しかったです。松たか子さんと共演するのは夢だった。松さんとのシーンは毎回本当に緊張感があって、空気が2人でしか作れなかったものなので、大好きです」と振り返った。最後には、多くのカメラを向けられると「恥ずかしい」と笑みを浮かべ、照れ隠しでおちゃらけたポーズをして、来場者を和ませた。

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2017年6月1日のニュース