松雪泰子「古都」舞台あいさつで母の顔「子供に何を渡していけるのか」

[ 2016年11月26日 14:12 ]

京都市内で「古都」の舞台あいさつを行った松雪泰子(右)と伊原剛志
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 女優の松雪泰子(43)が26日、主演映画「古都」の先行上映初日を迎えた京都市内で舞台あいさつした。

 過去2回映画化された川端康成の同名小説の“現代版”として京都と仏パリで全編ロケ。松雪は母となった双子姉妹役を1人2役で務めた。私生活では2001年に長男を出産。親子の愛情や葛藤を描く本作を通して、「これから手が離れて社会に出て行く時に、子供に何を渡していけるのかあらためて考えるきっかけになった」と、母親の素顔をのぞかせた。

 紅葉シーズン真っ最中のため観光客があふれる京都。松雪の夫役・伊原剛志(53)は「昨日来て、あまりの人の多さにびっくり。タクシーを拾うのにも20分くらいかかった。ほんとに今、京都が熱い!」と語った。さらに「京都発信の映画なので、京都の皆さんにも責任がある。ぜひ広めて」と呼びかけ、笑わせた。

 Yuki Saito監督(37)は、“ほんまもんの京都”にこだわり、歴史や伝統、美しい風景を丁寧に描いたことをアピール。「京都から盛り上げ全国、そして最後は世界に行きたいと本気で思っています!」と、世界進出に意欲を燃やしていた。12月3日全国公開。

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2016年11月26日のニュース