草なぎ主演「嘘の戦争」タイで撮影開始 敵役で市村正親の出演決定

[ 2016年11月26日 05:30 ]

「嘘の戦争」に大企業会長役で出演する市村正親
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 12月31日をもって解散するSMAP草なぎ剛(42)のソロ初仕事となるフジテレビ系主演ドラマ「嘘の戦争」(来年1月スタート、火曜後9・00)がタイ・バンコクでクランクインした。

 幼少期に家族を殺された天才詐欺師の復讐(ふくしゅう)物語。今月19日にバンコク中心部の繁華街にあるゴーゴーバーでのロケからスタート。タイで日本人が日本人をだます“日日詐欺”をして稼ぐ主人公と、相棒的な存在の女詐欺師(水原希子)とのやりとりなどを撮影。草なぎは「コーシャンペンソンゲーオ(シャンパン2つください)」などタイ語のセリフにも挑戦した。

 夜になっても気温が30度を超え、初日には1時間以上続くスコールが3回も降るなどのハプニングにも見舞われた。それでも、3日間の撮影を終えた草なぎは「なんかタイになじんじゃって、もうずっといようかな。日を追うごとに、僕はタイに来るべくして来たんだなと実感してしまったので、もう帰りません」と笑顔。SMAP解散を巡る雑音とは無縁の異国の地で、昨年の「銭の戦争」と同じ気心の知れたスタッフに囲まれて居心地のいい時間を過ごしたようだ。

 また、最大の敵役となる大企業会長役を市村正親(67)が演じることが決定。04年の映画「ホテル ビーナス」で共演して以来、草なぎと親交がある市村は「剛君のドラマだから“やろう!”ってすぐ返事をしました」とし「俺の中で剛君は、高倉健さん風なイメージ。俳優としてこれからもっともっと楽しみです」と期待を寄せた。

 来年1月からは木村拓哉(44)の主演ドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS)もスタート。ソロになっていきなり俳優としてしのぎを削ることになる。

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2016年11月26日のニュース