オダギリジョー 舞台あいさつで監督からダメ出し「来なきゃよかった」

[ 2016年11月5日 13:52 ]

映画「続・深夜食堂」の初日舞台あいさつを行った小林薫

 俳優の小林薫(65)が5日、主演映画「続・深夜食堂」(監督松岡錠司)の初日舞台あいさつを、共演の佐藤浩市(55)、オダギリジョー(40)らとともに東京・丸の内TOEI1で行った。

 2009年に深夜枠のテレビドラマとしてスタートし、シリーズ2作を経て15年に映画化。今回が2作目で、ドラマの新シリーズもNetflixで配信中と広がりを見せており、小林は「レギュラー陣、ゲスト、スタッフも含め、それぞれがプロの仕事をしてでき上がっている。つくづく奇跡的な作品だと思う」と感慨深げに話した。

 ゲスト出演の佐藤とは、1984年のドラマ「危険なふたり」以来の共演で「パワーアップして、作品に幅、厚みを味付けしてくれた」と感謝。佐藤は「それだけお互い老けたということだけれど、そういううれしさはこの世界だからこそ味わえる。それを楽しみながら演じた」と応じた。

 ドラマや映画第1作は韓国、中国などでも放送され人気を得ており、韓国では昨年「ソウルドラマアワード年間人気外国ドラマ賞」を受賞。その理由を聞かれたレギュラーのオダギリは、「テレビ、映画を合わせて42本を作る大変さはキャスト、スタッフの愛情のなせる業。なんせ金のない中でやってきたのがすごい。ほかではマネできない」と話した。

 だが、松岡監督が「アジアで人気がある理由なんだから。筋が違う」とダメ出し。オダギリは「なんでこんなたくさんの人の前で怒られなきゃいけないんだろう。来なきゃよかった」と冗談交じりにこぼしていた。

 舞台あいさつにはほかに河井青葉(34)、池松壮亮(26)、小島聖(40)、不破万作(70)、綾田俊樹(66)、多部未華子(27)が出席した。

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