引退のももち 異例会見 メンバーに2週間前告げるも驚かず「寂しいが…」

[ 2016年11月5日 16:47 ]

ライブ前に取材に応じたカントリー・ガールズの(左から)山木梨紗、船木結、嗣永桃子、森戸知沙希、梁川奈々美、小関舞

 アイドルグループ「カントリー・ガールズ」の嗣永桃子(24)が5日、来年6月30日でグループおよびハロー!プロジェクトから卒業し、芸能界を事実上引退することを発表した。

 メンバーには2週間前に報告があったという。山木梨紗(19)は「寂しくないといったら嘘にはなるが、当初から2、3年とおっしゃっていたので正直、あまり驚かなかった。あ、このタイミングなんだとすんなり納得できた。ずっとももち先輩の近くで光り輝く背中を見てきたので、今まで吸収したももち先輩の成分をしっかり自分の成長につなげていきたい」と決意表明。

 最年少の船木結(14)は「ももち先輩はカントリーガールズの先生のような方。1度、学校のテストでヒドイ点数を取った時にももち先輩に叱られたことがあった。アイドルは学業との両立も必要なんだよと。卒業までにいい点数を取って報告したい」と話した。

 小関舞(14)は「私はカントリー・ガールズの中で一番かわいいと思っているんですけど、ももち先輩も同じことを言っているのでキャラがかぶっている。卒業されるということで、寂しいことではあるんですけど、その可愛さを私が継承して、もっともっと私が一番かわいくなっていきたい」とニヤリ。これには嗣永も「よくぶっこむね。完璧にももちイズムを継承している」と満足気。報告から時間が経過しているとはいえ、グループをけん引した大先輩の卒業を前に、嗣永本人も含め、メンバー全員は笑顔いっぱいで答える異例な会見となった。

 あまりの状況に、報道陣からメンバーが寂しそうに見えない!との声も出たが、報告した時を振り返り、ももちは「最初は泣いてました。証拠を残したかった」と言い訳しつつも「“アイドルは泣き顔よりもいつでも笑顔”という私のモットーを頑張って出しているんだと思う」と笑顔を振りまいた。

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2016年11月5日のニュース