織田裕二4年ぶり主演作にウルウル「感無量」 過労ダウン吉田羊は笑顔で登場

[ 2016年11月5日 12:26 ]

映画「ボクの妻と結婚してください。」初日舞台あいさつに登場した、夫婦役を演じた織田裕二(左)と吉田羊

 俳優の織田裕二(48)が5日、主演映画「ボクの妻と結婚してください。」(監督三宅喜重)の初日舞台あいさつに出席した。過労でダウンし、自宅療養が伝えられていた女優の吉田羊(年齢非公表)も笑顔でファンの前に登場し、元気な姿を見せた。

 がんで余命数カ月と宣告された放送作家が、妻の再婚相手を探そうと奔走する感動作。満員の客席を見渡した織田は「感無量です。この作品に出合えて感謝してます」と目を潤ませた。「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」以来、4年ぶりの映画主演。司会者から日本映画界におかえりなさい、と言われると「ありがとうございます。本当に4年長かったような、あっという間だったような」と照れくさそうにほほえんだ。

 織田の妻役を演じた吉田は「客席を見ると、ハンカチで目頭を押さえている方もいたりして、私たちのメッセージが皆さんの心に届いたのかと思い、感無量です」とあいさつ。吉田は撮影時の織田の意外な一面に触れ「お会いするまで熱い男のイメージがあったが、子役と遊ぶのが上手で子供好きな一面が見られました。ラッキーでした」と明かしていた。

 ほかに原田泰造(46)、込江海翔(13)、三宅監督が出席した。

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