ももち 来年6月末で芸能界引退 幼児教育の道へ「次は私の番」

[ 2016年11月5日 16:15 ]

グループからの卒業、芸能界引退を笑顔で発表した嗣永桃子

 アイドルグループ「カントリー・ガールズ」の嗣永桃子(24)が5日、来年6月30日でグループおよびハロー!プロジェクトから卒業し、芸能界を事実上引退することを発表した。同日、都内で行われたグループ結成2周年ライブで集まったファンに向けて自らサプライズ発表をした。

 「私、嗣永桃子は来年の6月30日をもちまして、カンドリー・ガールズー、ハロー!プロジェクトを卒業いたします」と驚きの報告。

 「来年の6月30日という日はオーディションに合格してハロー!プロジェクトに入ってアイドルになってちょうど15年目の節目の日でもあり、大きな決断をしました。はじめにBerryz工房が活動休止になって、カントリー・ガールズのプレイングマネージャーに就任したのがきょうから2年前のこと。その日に2、3年かけてメンバーを一人前にしていきたいという目標を掲げ、いままで活動してきました。みんなたくましく成長して、次は私の番だなという思いで、以前から興味があった幼児教育の勉強をたくさんして、いずれはお仕事をしたいと思っています」と新たなスタートを切る決意を報告し、「残り約8カ月になっていますが、1人のアイドルとしてもそうですが、芸能人としてもしっかりと悔いの残らないように精一杯頑張っていきたいと思います」としっかりと前を向いた。

 嗣永はアイドル活動と並行し、2014年3月に都内の大学の教育学部を卒業し、幼稚園と小学校の教員免許を取得した。「子どものことを学びたいという思いで教育学部に進んだ。その分野も挑戦したいという思いがずっと強かった。まずはこれ!ってよりは、幼児教育全般をしっかり勉強したい。特に興味もある分野を狭めていきたい」と当面は幼児教育全般の勉強していくという決意を明かした。

 さらに「歌とダンスは一生好きだと思う。身体を動かしたり、歌ったり、そういう私がアイドル活動を通して感じたことを伝えながら、いろいろ子どもたちと関われたら幸せなのかなと思う。アイドル活動で得たものをさらにという発展型のほうが私にも向いていると思うし、そういう方向で考えています」とアイドル活動で得たものを活かしていきたいと続けた。

 ももちはグループの卒業をもって芸能活動を休止。事実上の引退となることに「そう捉えていただいて大丈夫です」とキッパリ。「(ジェネレーションギャップ?)それはないです。事務所とも円満ですし、寿でもないです。普通に自分の将来を考えた時に決めたこと。凄く清らかなです」と清々しい笑顔で大きな決断を報告した。

 ダブルアンコールでメンバーそれぞれがあいさつ。一人ひとりのあいさつを頼もしそうに聞いて、最後にマイクを持った嗣永は「ご報告があります。私、来年の6月30日をもって、カントリー・ガールズ、およびハロー!プロジェクトを卒業します」とあいさつすると、会場からは「えー!」と悲鳴。それでも、しっかりと最後まで挨拶を終えると、ファンからは温かい拍手を送られた。

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2016年11月5日のニュース