宝塚雪組「ローマの休日」開幕「長かったね~」

[ 2016年7月30日 21:10 ]

 宝塚歌劇団雪組公演「ローマの休日」大阪公演が30日、梅田芸術劇場で開幕した。同作はオードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック主演で世界的にヒットした名作の宝塚版。

 某国の王女・アン(咲妃みゆ)とスクープをねらう新聞記者ジョー(早霧せいな)のわずか1日の“デート”と絆を舞台で再現し、ラストの謁見(えっけん)のシーンではすすり泣く声も聞こえた。

 同作は6月に名古屋・中日劇場で開幕し、東京公演を経て今回の大阪公演がしめくくり。トップスター早霧は、カーテンコールで「お稽古は5月中旬から始まりまして。ここまで2カ月半、長かったね~。有名なことわざに“ローマは1日にして成らず”とありますが“ローマの休日は1日にして成らず”を加えたい」とカミながらあいさつし、超満員の客席をわかせた。公演は8月15日まで。

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2016年7月30日のニュース