加藤 山本に怒号で積年の思い「普通に戻れるなんて当たり前じゃないからな」

[ 2016年7月30日 20:40 ]

10年ぶりに地上波復帰した「極楽とんぼ」の山本圭壱

 昨年1月に芸能活動を再開した「極楽とんぼ」の山本圭壱(48)が30日放送のフジテレビ「めちゃ×2イケてるッ!夏休み宿題スペシャル」(後6・30)に出演。10年ぶりに地上波復帰を果たした。相方・加藤浩次(47)が山本に1対1で対面し、積年の思いを吐き出した。

 収録は「ナインティナイン」の岡村隆史(46)と山本がボクシングリングで対峙し、拳を交わして思いをぶつけ合うという企画。岡村がパンチを出す中、山本は手を出すことも守ることもしなかった。

 この状況を見かねて加藤がリングに登場。開口一番「10年ぶりだな。こうやって2人でテレビの前で話すのは」と始め「おまえ、どういう気持ちだ?おまえ、どうしていいのか分からねえのか?オレも分かんねえ。みんな分からねえんだよ」と長年ため込んできた言葉をぶつけた。

 そして山本に深い謝罪が見られないままテレビ出演を果たしていることについて「いつか誰かが何とかしてくれて普通に(めちゃイケに)戻れるなんて、当たり前じゃないからな。世間から何も受け入れられていない人間がテレビなんか出れないんだよ!」と語気を荒げた。

 山本は加藤の声を前にただ涙をながし「強い自分でないといけないと思って…」と詰まりながらも言葉を吐き出すと、加藤の「おまえ、この10年間みんなの気持ち考えたことあるのか?1人1人の気持ち考えたことあるのか?」というメッセージにただ聞き入った。

 そして「皆さん、10年間本当にすいませんでした」と深く謝罪。相方・加藤も山本と並んでめちゃイケメンバーらこの場を見届ける人たちに向けて頭を下げた。そして2人はボクシングリングを降り、視聴者に向かって謝罪。2人で深々と土下座した。

 山本は2006年に淫行騒動を起こし、吉本興業を契約解除。芸能活動から遠ざかっていたが、昨年1月に東京・下北沢でお笑いライブを行い、再出発。この1年半は週1回の宮崎サンシャインFM「極楽とんぼ山本圭壱のいよいよですよ」(金曜後10・00)に出演しながら、講演会やパチンコの営業などを行ってきた。

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2016年7月30日のニュース