朝ドラヒロイン射止めた波瑠 東京出身も「体から大阪人になります」

[ 2015年3月12日 19:30 ]

ヒロインに選ばれた波瑠は笑顔で意気込む

 2015年度後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(月~土曜前8・00)で女優の波瑠(23)がヒロインを務めることが12日、同局から発表された。明治の女性実業家・広岡浅子をモデルに、激動の時代の大阪を明るく元気に駆け抜けたヒロイン・白岡あさと、陽気に彼女を支え続けたボンボン夫の「おもろい夫婦」を描く。

 東京出身の波瑠だが、大阪の女性を演じるにあたり、「方言は難しい。でも、大阪のおいしいものを食べて、体から大阪人になります。串かつが大好きです」と気合十分。制作統括の同局・佐野元彦チーフプロデューサー(CP)は「出身地のことを気にしたらいろんなものを諦めないといけない。波瑠さんには4月から大阪のどこかに住んでもらう。大阪に住むことが大阪のヒロインを演じる秘けつでもある。住む中で呼吸も分かる。大阪を感じてもらいたい」と話した。

 波瑠は2006年にドラマ「対岸の彼女」(WOWOW)で女優デビューを飾ると、主演映画「がじまる食堂の恋」をはじめ、「書店員ミチルの身の上話」(NHK)「救命病棟24時」(フジテレビ)「BORDER警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」(テレビ朝日)「ごめんね青春」(TBS)と話題作に数々出演。ことしは主演映画「流れ星が消えないうちに」の公開も控えている。

 朝ドラヒロインオーディションへの挑戦は今回で4回目。「まだ若手という言われる枠にいて、成長していくうえで、ここを通って行きたいと思いが強かった。オーディションで負け続けたので、今度こそ!という気持ちが強くなったのもある」と並々ならぬ思いで作品に挑む決意。「今も現実感がないんですが、皆さんに朝のエネルギッシュな気持ちで、パワーをあげるようなヒロインになりたい」と話した。

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2015年3月12日のニュース