三船美佳 いまは移行期?「素直に感情を伝えようと」

[ 2015年3月12日 15:09 ]

映画「ゴーン・ガール」デジタル配信記念トークイベントで話す三船美佳
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 夫でロックバンド「THE虎舞竜」の高橋ジョージ(56)に離婚と長女の親権を求めた訴訟を起こした女優の三船美佳(32)が12日、都内で行われた映画「ゴーン・ガール」デジタル配信記念トークイベントに登場した。

 高橋のみが出廷した今月3日の東京家裁での第1回口頭弁論後、三船がマスコミの取材に応じるのはこの日が初めて。セレブ妻の失踪事件をきっかけに、男と女の欲望むき出しの真実の姿を描くサスペンス。あまりにもタイムリーなイベント出演に思えるが、「たまたま娘と映画館へ行った時にチラシで見た時から(作品に)ものすごく興味があった」という三船。

 念願叶っての鑑賞にも「共感はわからないですけど、男女関係なく当てはまる。大きなくくりで人間ドラマ。自分の置かれている環境で見え方が違うし、周りの意見を聞くと、本性が分かる気がする。これをスッキリ見られたら、ものすごい心の広い人になるのかな」と話した。

 イベントでは精神科医の名越康文氏(54)による心理テストも実施。「自分の感情を表に出すほう?」との質問には「いつもは出さないんですけど、いまは出すようにしようと思っています。素直に感情を伝えようとしてます」。「望むのは成果を得ること、安定・安心のどっち?」には「安定・安心をください」とキッパリ。一番大事にしているのは「調和」だといい、「融通は効くんですけど、流されやすいのかな。(流されて我に変えるのが遅い?)すっごい遅い。その時の感情で動いて後で反省したことが多いかも」と話した。リアルすぎる回答が次々と飛び出し、会場からは笑いが漏れた。

 三船の回答を見極めた名越氏は「移行期ですね。調整役から自分の気持ちを前に出すという本来の自分に戻ろうと努力しているように思えました」とこちらも意味深な発言。三船には「相手の悪いところを引き出さないこと。人間の中には知らない自分がいっぱいいるし、誰しも悪魔性を持っているのでそこを刺激しないこと。我が道を行け!ですね」とアドバイスを送った。

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