東日本大震災で公開延期…幻の中国映画「唐山大地震」先行上映

[ 2015年3月12日 05:30 ]

から4年

 東日本大震災で公開が延期された幻の中国映画「唐山大地震」(監督馮小剛、14日公開)が11日、大阪市内で開催中の「大阪アジアン映画祭」で先行上映された。

 11年3月26日公開予定だった同作が日本で上映されるのは同年3月14日の延期決定後初めて。配給の松竹・大角正常務は「当時は社内で上映の是否をめぐり意見が割れた。公開に向けて予定していたテレビCMでの宣伝が震災後、できなくなったこともあり中止。3億円の損失を出した」と明かし、「素敵な映画だけにいつか必ず上映しようと誓い、やっとかなった」と語った。

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2015年3月12日のニュース