デューク・エイセス「徹子の部屋」で吉田一彦脱退の真相明かす

[ 2015年3月12日 13:18 ]

デューク・エイセスの右から槇野義孝、谷道夫、岩田元、大須賀ひでき

 結成60周年を迎えた男性コーラスグループ「デューク・エイセス」が12日、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。結成以来セカンドテナーを務めていた吉田一彦(79)の脱退について真相を明かした。

 バリトンの谷道夫(80)が吉田について[去年の5月頃から体調悪くしちゃって。本人の許しが出たのでいいますけど、軽い脳梗塞。初めて言いますけど、ひたすら復帰を願っていたんですがそれも叶わないで」と告白。吉田は14年10月に発売したアルバム「感謝還暦」のレコーディングに参加するなど歌うこと自体はできるものの、コーラスの一員としてステージに立つのは難しいということで決断に至ったという。

 1月にファンを対象としたイベントで吉田が登場しあいさつした映像が公開された他、吉田の妻・己矢子さんからのメッセージを司会の黒柳徹子(81)が代読。「年内の復帰がかなわず、代役として支えてくださった岩田さんのためにも、何よりファンのためにも私がけじめをつけて欲しいと説得しました。引退を決めた今も主人を見つめていると複雑な気分ではありますが、デュークしか知らない主人。これから先も主人の心はデュークという名のもとにあり続けると思います。メンバーの皆さん、これからも吉田の分までぜひ頑張ってください」と声を震わせながら読み上げた。

 吉田に代わって加入した新メンバーの岩田元(45)は「いつもいっぱいいっぱいでやらせてもらっています」と緊張気味。最後はメンバー4人で1963年にリリースしヒットした「おさななじみ」を披露した。

続きを表示

2015年3月12日のニュース