ロボットタレントを開発 第1弾はマツコ 全身の型取り忠実に再現

[ 2014年12月2日 18:31 ]

 電通は2日、知能ロボット研究で知られる大阪大の石黒浩教授の協力を得て「アンドロイドタレント」を開発したと発表した。第1弾のモデルはタレントのマツコ・デラックスさん。テレビ番組やイベント、CMなどへ出演する予定だが「時期は未定」(同社)という。

 電通が開発した「マツコロイド」は等身大で、録音したマツコの声で話す。開発の際はマツコの全身の型を取り、表情やしぐさ、癖なども研究して、忠実に再現できるようにしたという。

 電通は歌手をはじめとするアーティストやタレントの代わりに番組などを盛り上げるロボットの需要が高まると予測。ことし11月に社内に発足させた「電通ロボット推進センター」が娯楽業界での「出演」増を目指し、第2弾の開発も進めるという。

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2014年12月2日のニュース