たけしが巨大オブジェ「金のおの」パロディー「もっと怒りを」

[ 2013年1月15日 18:27 ]

 タレントのビートたけしと現代美術家のヤノベケンジさんが共同で巨大オブジェを制作し、東京都現代美術館で15日、報道陣に公開した。

 「地底からの怒り」と題された高さ約8メートルの作品で、テレビ番組の企画として制作。古井戸から頭におのが刺さった「神様」が出現して水を吐き出す仕掛けで、イソップ童話の「金のおの」のパロディーになっている。

 たけしは幼少期に近所にあった古井戸をモチーフに、コミュニティーの喪失や環境問題などのテーマを意識したと説明。「もっと怒りを持つべきだと思いながら制作した」と話した。

 オブジェは同美術館ロビーで2月3日まで公開。3月20日に香川県を中心に開幕する「瀬戸内国際芸術祭2013」でも展示される。制作の様子は1月31日夜、NHK・BSプレミアム「たけしアート☆ビートSP」で放送される。

続きを表示

2013年1月15日のニュース