シャ乱Q 25周年で再始動!目指すは「シングルベッド」で紅白

[ 2013年1月15日 16:55 ]

再始動を発表したシャ乱Qの(左から)たいせい、つんく♂、はたけ、まこと

 今年結成25周年を迎えるバンド「シャ乱Q」が15日、東京・渋谷のライブハウスeggmanで会見を行い、再始動とシングル発売、ライブツアー開催を発表した。

 メンバーは東日本大震災後に復興支援で岩手県陸前高田市や大槌町、遠野市を慰問。移動の車中や夕食時に話し合い、結成25周年を迎える13年の再始動を決め、昨年はミーティングを重ねてきた。

 1月15日は、24年前の1989年、「シャ乱Q」として初ライブを行った記念日。上京当時に目標としていたライブハウスeggmanで会見したつんく♂(44)は、「紅白行くぞ!」と大みそかの「NHK紅白歌合戦」出場を目標に掲げた。

 今春に94年発売のヒット曲「シングルベッド」をアレンジ・新録音し、約6年半ぶりの新曲として発売する。紅白歌合戦には「ズルい女」「いいわけ」「パワーソング」で出場したが、「まだ歌ってない『シングルベッド』を紅白で歌いたい」。記者から「目標は何枚?」と聞かれると「100万枚でいいんじゃないですか?」と2度目のミリオンを狙う。

 同じ事務所に所属する森高千里(43)と「KAN」も今年が25周年のため、事務所からは「推されてない」とつんく♂。「(紅白出場は)ことしは森高やろうな、うちの枠(事務所)としては」と嘆きながらも、「あの頃のシャ乱Qをリスペクトしながらやりたい」と意気込んだ。カップリング曲やツアー向けに新曲を作るが「40(代)だから書ける詩があると思う」と迷いはなく、“オヤジの色気”をアピールする。

 約7年ぶりとなるライブツアーは8月31日に東京・Zepp Tokyo、9月6日に名古屋・Zepp Nagoya、7日に大阪・Zepp Namba、14日に仙台イズミティ21にて開催予定。仙台公演では「被災者の皆様から募って招待したい」と話した。

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