内野聖陽「とんび」初回は17・0% 「JIN」スタッフ再結集

[ 2013年1月15日 10:29 ]

 13日にスタートした内野聖陽(44)主演のTBS系連続ドラマ「とんび」(日曜後9・00)の初回平均視聴率が17・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。初回は2時間スペシャルで放送された。

 直木賞作家・重松清氏の新聞小説が原作で、まっすぐで熱い性格のトラック運転手のヤスこと市川安男(内野)が、不慮の事故で妻(常盤貴子・40)を失いながら、一人息子の旭(佐藤健・23)を男手ひとつで懸命に育て上げる物語。石丸彰彦プロデューサー、平川雄一朗監督、脚本家の森下佳子氏ら、内野も出演した同枠の大ヒットドラマ「JIN」(10年、11年)を手掛けたスタッフが再結集。内野の同局での主演は今作が初めてで、常盤は11年ぶりの民放連ドラ出演となり、同局の連ドラは「ビューティフルライフ」(2000年)以来13年ぶりとなる。福山雅治(43)が両親を思い浮かべて作詞したという主題歌を書き下ろしたことでも話題になっている。

 初回は1998年、出版社で小学生雑誌の編集者として働くアキラ(佐藤)の机の上には、父親・ヤス(内野)と母親・美佐子(常盤)の写真が置かれていた。さかのぼること26年前、1972年、トラック運転手のヤスと妻・美佐子の間に息子・アキラが生まれる。親を知らずに育ったヤスと美佐子は愛する息子・アキラを必死に育て、幸せな日々をかみしめていた。ところが、アキラが3歳になったある日、アキラを積荷からかばい、下敷きになった美佐子は命を落としてしまい…という展開だった。

 前クールの「SMAP」の香取慎吾(35)と山下智久(27)がダブル主演した「MONSTERS」は同じく2時間SPでスタートし、初回は13・8%だった。それを上回る好スタートを切ったことになる。

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2013年1月15日のニュース