名作を初ドラマ化「カラマーゾフの兄弟」7・4%スタート

[ 2013年1月15日 10:49 ]

 12日にスタートした市原隼人(25)主演のフジテレビ系連続ドラマ「カラマーゾフの兄弟」(土曜後11・10)の初回平均視聴率が7・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。

 ロシアの文豪ドストエフスキーの名作を初ドラマ化。舞台を現代日本に置き換えて、父殺しの容疑をかけられた3兄弟を描く心理ミステリー。同局の主演は「WATER BOYS2」(2004年)以来8年半ぶりとなる市原が主人公で、クールでニヒルな若手弁護士の次男・黒澤勲を演じる。また、失業中でヒモのような生活をしているプレイボーイの長男・満を斎藤工(31)が、精神科医を目指す医大生の三男・涼を林遣都(22)がそれぞれ演じる。

 初回は、不動産業と建設業を営んでいた黒澤文蔵(吉田鋼太郎・54)が自宅の寝室で殺されているのが発見される。町中で彼に楯突く者はほとんどいないほどの力を持っていた文蔵だったが、利益最優先の自己中心的な取引ばかりを繰り返し、多くの人から恨まれていた。文蔵の3人の息子、満(斎藤)、勲(市原)、涼(林)が父親殺しの犯人として警察から取り調べを受けることに。事の発端は文蔵が殺される2週間前、黒澤家では生前贈与について話し合うために開催された家族会議だった。結局、その家族会議には文蔵は姿を見せなかったのだが…という展開だった。

 前クールの長澤まさみ(25)主演の「高校入試」は初回7・7%だった。

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2013年1月15日のニュース