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小野ヤスシさん死去…「11PM」など軽妙トークで人気

死去した小野ヤスシさん

 テレビ番組の司会やリポーターとして活躍したタレントの小野ヤスシ(おの・やすし、本名小野泰=やすし)さんが28日午後10時24分、東京都世田谷区内の病院で腎うがんのため死去した。72歳。鳥取県出身。

 この日深夜、世田谷区内の自宅で対応した長女(28)によると、大好きだったエルビス・プレスリーの歌が流れる中、笑顔で息を引き取ったという。長女と夫人(55)、長男(25)の家族3人がみとった。

 小野さんは2009年に悪性の腎う腫瘍が見つかり、腎臓を摘出する大手術を受けた。闘病をしながら芸能活動を続けていたが、今月13日に抗がん剤治療を続けることを断念。体調は安定していたが、この日午後になって急変したという。

 小野さんはザ・ドリフターズの初期の正メンバー。60年から64年までボーカルを担当したが、64年に故いかりや長介さんとの衝突が理由で脱退した。64年に「ドンキーカルテット」を立ち上げ、69年のソロ転向後は、テレビ番組や舞台でコメディアンとして活躍。日本テレビ「11PM」では「そんな話はともかくね…」と大橋巨泉らの話の腰を折り、ツッコミをのらりくらりとかわす軽妙なトークを披露。フジテレビ「スターどっきり(秘)報告」では、赤いブレザー姿で、若手らに「おい!バカやってんじゃないよ」と愛情あるツッコミをして慕われ、最近は“芸能界の生き字引”として知られた。

 10年3月の芸能生活50周年を祝うパーティーでは、腎臓の摘出手術を受けたことを明かし「手術は12時間半。術後3日間は10本の(注射)針が刺さっていました。きょう、健康な体で皆さんに会いたかった」と感無量の表情で語っていた。

 この日深夜1時20分、小野さんの遺体は自宅に戻った。

 ◆小野 ヤスシ(おの・やすし)本名小野泰。1940年(昭15)2月11日、鳥取県生まれ。鳥取県立境高校卒業後、成城大中退。バンドボーイを振り出しに音楽修業。59年にロカビリーバンドでボーカルとしてデビュー。ザ・ドリフターズを経て、ドンキーカルテットのリーダーとして活躍。69年の解散後はコメディアンとしてテレビの司会やリポーターを務め、軽妙なトークで人気者になった。俳優としても「シカゴ」「新オズの魔法使い」などミュージカルで活躍。テレビドラマにも「十津川警部シリーズ」「下町・銭湯騒動記」など多くの作品に出た。95年参院選には無所属・自民党推薦で鳥取選挙区から立候補するも、落選した。身長は1メートル78。

[ 2012年6月29日 06:00 ]

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